motherのブログ

備忘録

自分のデスクトップパソコンの価値が半分になった気がした大学生

僕は、宅浪が終わって大学生になった。

今の流行りは何と言ってもAPEX。

一人暮らしが始まる僕には何と言っても譲れないものがあった。

そう、それは回線の強さつまるところネットの速さだ。

物件を選ぶときにはそのことを最優先に親に伝えていた。

「ぱぱん、ぼくちんネットが早いところにすみたい」

と。

そして物件が無事に決まった。

そのころ僕は愛犬と別れるのが嫌でずっと犬に引っ付いていた。

何か状況が変わるとき人はブルーになることを実感していた。

そして入居の日、僕はもっとブルーだった。

なぜなら手続きどーのこーので二日の間ままんが泊まるというのだ。

よく考えてほしい。いや、よく考えなくても嫌である。

多分大丈夫だ、とままんを帰路につかせた。

親が帰ったあと新居は非常に静かだった。

何より犬がいない。

僕の犬は僕にとって非常に大きな存在である。

犬がいなければ僕もいない、それくらいには自分のアイデンティティのたくさんにいすわっている。

真っ昼間だから物音もない。

聞こえるのは自分が作るおとだけ。

言葉にする以上に何かを感じた。

子供の特権の賞味期限を確かに感じたのである。

その日は何もやる気が起きずそのまま寝た。

インスタグラムにはいい機会なので投稿した。

見た人まで見れるのだと初めてしった。

 

次の日は僕にしては早起きだった。

残念ながらその日は日曜日、何もすることがない。

ここでタイトルに戻るがネット環境がまだないのである。

僕はもちろん光回線を契約する気だったのでFLET光と契約していた。

工事日が伸びに伸びて、不憫に思ったのか一日5GB使えるスマートフォンをくれた。

大学生は余裕で5GB一日に使うことを初めて知った。

工事日は暫定で一か月ほど先だったのだが、その前に現地調査が入っていた。

現地調査っていうのは回線がはいるかな~っていうやつである。

ここで僕は気持ちが先走り失敗を犯す。

デスクトップPCをポチってしまったのだ。

あいにくいまデスクトップPCの値段はコロナの巣籠需要とマイニングくそ野郎に追い風を受け、順風満帆どころか帆が破れて品薄状態、値段がうなぎ登りである。

そんな状況を鑑みてうっきうきでPCをポチったのである。

やっとみんなとAPEXできる、とぬか喜びしていた。

ぽちった数日後、現地調査があった。

すぐに終わるだろうと思っていたが難航している様子。

ここで逆風が吹き始める。

「、、、もしかして光回線、引けない?」

その後もいろいろあったが結果として引けないらしい。

これには僕もがっかり。

FPSはラグが命なのでしっかりとしたスペックのPC、良い回線の2拍子が必要なのである。

残念ながら1拍子になってしまった僕は、価値が半分になった気がしたのである。

 

一人暮らしする人は是非、ネット環境には気を付けてほしい。